小笠原の旅記録(5日目・6日目)
前日までの天気とうって変わって、風も穏やかで快晴の朝だった。荷物をまとめ、宿のみなさんに教えてもらったパン屋「ローカルベーカリー」に向かう。
このパン屋は、島特産のパッションフルーツを使ったパンがおいしいとのことで、お昼にいただこうと思い買いに行った。地図で確認したので、間違えなかったが、ふとすると見過ごしてしまうところにあった。目当てのパッションフルーツのパンのほか島の天然塩を使ったパンやバナナクリームのパンも買った。
父島は東京から1,000キロ!
パッションフルーツの入ったパンなど
宿に戻ってからは、行っていなかったビジターセンターや土産を買うため、お店を回った。ビジターセンターでは、イルカやクジラの情報はもちろん島の歴史を知ることができた。お土産は、何を買うか迷ったが、同部屋の島本さんが教えてくれた「makimaki」にまず、行ってみた。ここでは、センスのいいオリジナルデザインのTシャツがトレーナーなどが売っていたが、気に入った色が売り切れということで、今回は諦めた。結局、お土産は、島唐辛子クッキー、パッションフルーツクッキー、ラム酒とパッションフルーツリキュール、絵葉書、モニターキャンペーンのアンケートと引き換えにもらったポスター、そしてパパヤさんのオリジナルTシャツとスポーツタオル。
ビジターセンターにて
お世話になった「パパヤ」さん
昼食は、宿近くの大村海岸で日向ぼっこをしながら、朝買ったパンを食べる。甘いくてこれがおいしい。海岸ではのんびりと時間が流れる。今日島を離れる気がしなかった。
そうこして1時を回り、のんびりおが丸乗船場に向かった。乗船手続きを済ませ乗船を待つと、宿に泊まっていた人も揃い、一緒に写真などを撮った。宿のほとんどの人は帰りも2等ということもあり、出航間際にまとめて乗船した。荷物を置き、すぐにデッキへ。パパヤのスタッフの方がすでに見送りに来ていた。目立つノボリで分かりやすい。
二見港の「おが丸」
パパヤのスタッフのみなさんお世話になりました
スタッフの皆さんに手を振り、2時過ぎ船はゆっくり出港した。出航後、何艘かのクルーザーが伴走する。5分経っても、クルーザーから手を振り見送る。そして、やっぱり目立つのがパパヤの「ミス・パパヤ」スピードが違います。最後まで「ミス・パパヤ」は、おが丸に伴走し、そしてスタッフの方や乗船するお客さんが飛び込む。パパヤのみなさん、ありがとう。ホントまた来たくなるな~。
いくつものクルーザーが伴走
「ミス・パパヤ」はさすが違います!
おが丸は、父島から離れ長い、帰路についた。帰りは、宿で一緒になった皆さんと、トランプやウノで盛り上がった。ここでもお酒を呑み、長い帰路を短くしてくれた。同じ部屋の中川さん、米田さん、島本さん、仲村さんのほか、高畠さん、廣畑さん、池上さん、三橋さんと楽しい時間を過した。気がつけば、東京に着いていたようで、東京に着く前にみなさんとメールアドレスなどを交換した。
こうして、25時間半の船旅は、行きよりもあっという間で過ぎ、翌日の3時半ごろ竹芝埠頭に着いた。小笠原での過ごした時間は、久しぶりに自然の豊かさと人との出会いの心地よい刺激を与えてくれた。でも、いつもの通り、冬の東京は寒かった。(おわり)
※旅でお世話になった方々のリンク集
▽「トロピカル・イン・パパヤ」&「パパヤマリンスポーツ」(宿泊先・ツアー)
http://www.interq.or.jp/blue/papaya/index.htm
▽「小笠原海運」(おがさわら丸)
http://www.ogasawarakaiun.co.jp/
▽「小笠原村観光協会」(宿やお店などの情報)
http://www.ogasawaramura.com/
▽「小笠原ホエールウォッチング協会」(クジラやイルカの情報)
http://www.ogasawara.or.jp/owa/
▽「makimaki」(オリジナルTシャツなど通販あり)
http://www2.odn.ne.jp/makimaki/
▽小笠原の天気予報(「マピオン」テレビでは分からないピンポイント・週間予報あり)
http://www.mapion.co.jp/weather/admi/13/13421.html