その6 「ワークショップ」を取り巻く人の役割について
今回は、「ワークショップ」を取り巻く人(参加者、ファシリテーター、プロデューサーなど)の関係から、「ワークショップ」を捉えていきます。
1つの「ワークショップ」を取り巻く人は、参加者、前回の第5回でご紹介した「ファシリテーター」のほか、「プロデューサー」の存在も忘れてはいけません。
「プロデューサー」と言うと、大掛かりなイベントやテレビや演劇の「プロデューサー」を想像しがちですが、「ワークショップ」とい場における「プロデューサー」は、「企画者」や「脚本家」と言ったほうがしっくりいくかもしれません。
第3回と第4回でご紹介したワークショップの企画や準備は、主催者が行なうことが多いのです(この時は、主催者=プロデューサーになります)が、時に「プロデューサー」を専門に置き、ワークショップを作ることもあります。
「プロデューサー」の役割は、ワークショップを演劇に例えると分かりやすくなります。演劇での「役者」は「参加者」にあたり、役者の持ち味を生かす現場監督が「ファシリテーター」にあたります。そして、演劇の骨格を決める脚本家が「プロデューサー」にあたるわけです。
場合によっては、「主催者」と「プロデューサー」と「ファシリテーター」を兼ねることがありますが、準備段階の「プロデューサー」という役割は、とても大切で、ここでワークショップの良し悪しが決まるといっても過言ではありません。
「プロデューサー」、「ファシリテーター」、「参加者」の3者のコラボレーション(協働)によって、よいワークショップは作られ、参加者主体の学びの場が動き、新しい学びを生みます。
「プロデューサー」という存在は、ワークショップ本体の現場では、ほとんど現れてこない役割なのですが、実はワークショップのほとんどを決めてしまうほど大変な役割なのです。
次回は、「ワークショップ」の場で役立つ「7つ道具」をご紹介します。お楽しみに!
1つの「ワークショップ」を取り巻く人は、参加者、前回の第5回でご紹介した「ファシリテーター」のほか、「プロデューサー」の存在も忘れてはいけません。
「プロデューサー」と言うと、大掛かりなイベントやテレビや演劇の「プロデューサー」を想像しがちですが、「ワークショップ」とい場における「プロデューサー」は、「企画者」や「脚本家」と言ったほうがしっくりいくかもしれません。
第3回と第4回でご紹介したワークショップの企画や準備は、主催者が行なうことが多いのです(この時は、主催者=プロデューサーになります)が、時に「プロデューサー」を専門に置き、ワークショップを作ることもあります。
「プロデューサー」の役割は、ワークショップを演劇に例えると分かりやすくなります。演劇での「役者」は「参加者」にあたり、役者の持ち味を生かす現場監督が「ファシリテーター」にあたります。そして、演劇の骨格を決める脚本家が「プロデューサー」にあたるわけです。
場合によっては、「主催者」と「プロデューサー」と「ファシリテーター」を兼ねることがありますが、準備段階の「プロデューサー」という役割は、とても大切で、ここでワークショップの良し悪しが決まるといっても過言ではありません。
「プロデューサー」、「ファシリテーター」、「参加者」の3者のコラボレーション(協働)によって、よいワークショップは作られ、参加者主体の学びの場が動き、新しい学びを生みます。
「プロデューサー」という存在は、ワークショップ本体の現場では、ほとんど現れてこない役割なのですが、実はワークショップのほとんどを決めてしまうほど大変な役割なのです。
次回は、「ワークショップ」の場で役立つ「7つ道具」をご紹介します。お楽しみに!