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第7回 キャンプサイトでの出会い<グレイシャー国立公園その2>

 グレイシャー国立公園でも難所となるローガン・パスを越えるため、この日 は、朝の6時に起きた。前日につくった、スパゲティーを食パンにサンドした ものを4つ朝食として食べた。どうかと思ったが、味は悪くはなかった。

 朝食後、7時にキャンプ場を出る。1時間近くは、ダラダラした登りが続いた。 ザ・ループというヘアピンカーブの折り返し地点を過ぎると、道路の横が崖下 という道になった。一歩間違えれば、崖下に真逆さま。かなり怖い。でも眺め はよい。山々が一望できる。
 徐々に登っていき、10時ちょっと過ぎに峠に着いた。峠には、ここはスイス かと思うくらい木造のビジターセンターがあり、多くの人で賑わっていた。朝 食が早かったので、ここでパンを2つかじり、ビジターセンターに自転車を置 いて、トレイルヘッドに向かった。

 トレイルは、ヒドゥンレイクへのトレイルで雪渓が残る道を歩いた。途中、 山にいる羊、マウンテンゴートを見かけた。1時間ほどで、ヒドゥンレイクと いう湖の近くに着いた。湖面までは行かなかったが、後ろの山が近くに感じ迫 ってくる気がした。12時前にビジターセンターに戻り、一気に山を下る。
 一度、国立公園を出て、再び公園内に入り、公園の北西方向にあるメニーグ レイシャーのキャンプ場を目指した。向かい風が強く、なかなか前に進まなか ったが、夕方前の3時にキャンプ場に着いた。ハイカー/バイカー用のサイトを 見つけ、早速、シャワーでも浴びようかと思ったが、お金がかかるようだった ので、水道の水を浴びて済ました。

 さっぱりしたところで、テントサイトに戻ると、同じハイカー/バイカーサ イトに一人の男性がやってきた。挨拶をして話してみると、どうやら彼は、20 歳のドイツ人で、ヒッチハイクで旅をしているとのことだった。やたらと旅好 きのようで、よくアメリカのことを知っているようだった。
 彼と話しているうちに、更にキャンプサイトに、男性と女性の2人組みがや ってきた。彼らは、日本人とすぐ分かった。彼らも、私と同じく、自転車で南 を目指して旅をしているようだった。
 結局、この日はキャンプサイトで偶然、一緒になった3人と話し込み、夜は 更けていった。


朝日を浴びる山(The Loop、1999年8月9日) 峠までの道(The Loop、1999年8月9日)

朝日を浴びる山<左>と峠までの道<右>(Glacier N.P.)

ローガンパス(Logan Pass、1999年8月9日) 峠のビジターセンター(Logan Pass、1999年8月9日)

ローガンパス<左>と峠のビジターセンター<右>(Glacier N.P.)

ヒドゥンレイクへのトレイル(Hidden Like、1999年8月9日) マウンテンゴート(Hidden Like、1999年8月9日)

ヒドゥンレイクへのトレイル<左>とマウンテンゴート<右>(Glacier N.P.)

トレイルの雪渓(Hidden Like、1999年8月9日) セントマリーレイク(Saint Mary、1999年8月9日)

トレイルの雪渓<左>とセントマリーレイク(Glacier N.P.)



 翌日、私は6時半に起きた。朝食は、すっかりアメリカに来てからハマって しまったベーグルとアップルパイ、チキンスープ。
 この日は、レンジャーのガイドツアーでグリンネル・グレイシャーをトレッ キングすることにした。8時からツアーが始まるので、7時40分にキャンプ場を 出た。前日であったドイツ人の彼と一緒だった。

 ツアーは、私とドイツ人の彼(レオナルドさん)を含め、8人程の参加者で スタートした。レンジャーは女性で、ツアーは、時折彼女の話しを聴きながら、 ちょうどよいペースで進んだ。トレイルで咲いているハックルベリーは、クマ も大好物であること、更に木についているキズを、これはベアーサインでクマ が自らのテリトリーの目印につけているなどの面白い話しをしてくれた。
 2時間ほど歩いたあたりから、道がかなり険しくなり、崖の道になり、所々 雪がまだ残っていた。ゴールの氷河グリンネル・グレイシャーの手前のピクニ ック広場で昼食となった。サイトで出会った2人の日本人もこの日、グリンネ ル・グレイシャーを見に行くといっていたので、昼食の時に彼らに出会い、私 たちのツアーを追い抜いていった。
 昼食後、2時にグリンネル・グレイシャーに着く。氷河は、高さ約200m、幅 約1kmという大きさで広がっていた。氷河が解けた透き通った水をたたえた、 小さな湖があったが、水を触ってみるとすごく冷たい。手が凍るくらいだ。ツ アーはここで終わりになるので、ここで20分ほど休憩をとった。ドイツ人の彼 は、まだ、氷河にいる様子だったので、私は来た道を一人で下った。帰りは大 体2時間で下り、先を行っていた日本人の2人と同じ時間にキャンプ場に着いた。

 夕方からは、前日偶然であった4人で夕食を食べ、また旅の話しや自分たち の生活について話した。2人の日本人は、松本さんご夫婦で、カナダのジャス パーから自転車で南下して、メキシコまで行きたいと話していた。私の大学の サイクリング部(私はサイクリング部ではないが友人がサイクリング部だった) に知り合いがいるそうで、世界の狭さを知った。私がラスベガスに行くことを 話したら、松本さんの奥さんから、ラスベガスのホテルの情報をいただいた。
 この日も話が盛り上がり、夜は更けた。


●14日目 8/9、はれ、走行距離57.15mile
 Avalanche Creek Campground→Logan Pass・・・Hidden Like・・・
 Logan Pass→Saint Mary→Many Glacier Campground
●15日目 8/10、はれ、自転車走行なし
 Many Glacier Campground・・・Grinnell Glacier・・・
 Many Glacier Campground
  ⇒ここまでの走行距離654.4mile


<第8回へつづく・・・>

クリックすると拡大地図が出ます

8/9~8/10のルート地図(クリックすると拡大された地図が出ます)


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グレイシャー国立公園内の地図(クリックすると拡大された地図が出ます)


女性のレンジャーさん(Grinnell Glacier、1999年8月10日) グリンネルグレイシャーへのトレイルその1(Grinnell Glacier、1999年8月10日)

女性のレンジャー<左>とグリンネルグレイシャーへのトレイル1<右>(Glacier N.P.)

グリンネルグレイシャーへのトレイルその2(Grinnell Glacier、1999年8月10日) グリンネルグレイシャー(Grinnell Glacier、1999年8月10日)

グリンネルグレイシャーへのトレイル2<左>とグリンネルグレイシャー<右>(Glacier N.P.)

キャンプサイトで出会った4人(Many Glacier Campground、1999年8月10日) Many Glacier Campgroundからの風景(Many Glacier Campground、1999年8月10日)

キャンプサイトで出会った4人<左>とMany Glacier Campgroundからの風景<右>(Glacier N.P.)

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