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「チャリの旅記録」をパワーアップさせた、メールマガジン「風に吹かれてチャリの旅 ~旅は自分との出会い~」を不定期でみなさまにお届けしています。ウェブサイトやブログ未公開のチャリの旅の知恵や情報、さらに旅に関する豆知識や旅の持つ魅力などを載せています。
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■ ■■ 風に吹かれてチャリの旅 ~旅は自分との出会い~ ■ <第32号 2005/11/20> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今号の話題 1.ごあいさつ 2.チャリの旅記録 第32話「キャンプサイトでの出会い<グレイシャー国立公園その2>」 3.自分に出会う旅コラム 4.旅にまつわる言葉 5.編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 1.ごあいさつ ---------------------------------------------------------------------- たいへん、久しぶりのメールマガジン発行となってしまいました。バタバタ とした日々を過していたら、すっかり、発行が遅れてしまいました・・・。 さて、今号もチャリの旅やコラムを交えて、お送りいたします。 ---------------------------------------------------------------------- 2.チャリの旅記録 ---------------------------------------------------------------------- 第32話「キャンプサイトでの出会い<グレイシャー国立公園その2>」 グレイシャー国立公園でも難所となるローガン・パスを越えるため、この日 は、朝の6時に起きた。前日につくった、スパゲティーを食パンにサンドした ものを4つ朝食として食べた。どうかと思ったが、味は悪くはなかった。 朝食後、7時にキャンプ場を出る。1時間近くは、ダラダラした登りが続いた。 ザ・ループというヘアピンカーブの折り返し地点を過ぎると、道路の横が崖下 という道になった。一歩間違えれば、崖下に真逆さま。かなり怖い。でも眺め はよい。山々が一望できる。 徐々に登っていき、10時ちょっと過ぎに峠に着いた。峠には、ここはスイス かと思うくらい木造のビジターセンターがあり、多くの人で賑わっていた。朝 食が早かったので、ここでパンを2つかじり、ビジターセンターに自転車を置 いて、トレイルヘッドに向かった。 トレイルは、ヒドゥンレイクへのトレイルで雪渓が残る道を歩いた。途中、 山にいる羊、マウンテンゴートを見かけた。1時間ほどで、ヒドゥンレイクと いう湖の近くに着いた。湖面までは行かなかったが、後ろの山が近くに感じ迫 ってくる気がした。12時前にビジターセンターに戻り、一気に山を下る。 一度、国立公園を出て、再び公園内に入り、公園の北西方向にあるメニーグ レイシャーのキャンプ場を目指した。向かい風が強く、なかなか前に進まなか ったが、夕方前の3時にキャンプ場に着いた。ハイカー/バイカー用のサイトを 見つけ、早速、シャワーでも浴びようかと思ったが、お金がかかるようだった ので、水道の水を浴びて済ました。 さっぱりしたところで、テントサイトに戻ると、同じハイカー/バイカーサ イトに一人の男性がやってきた。挨拶をして話してみると、どうやら彼は、20 歳のドイツ人で、ヒッチハイクで旅をしているとのことだった。やたらと旅好 きのようで、よくアメリカのことを知っているようだった。 彼と話しているうちに、更にキャンプサイトに、男性と女性の2人組みがや ってきた。彼らは、日本人とすぐ分かった。彼らも、私と同じく、自転車で南 を目指して旅をしているようだった。 結局、この日はキャンプサイトで偶然、一緒になった3人と話し込み、夜は 更けていった。 翌日、私は6時半に起きた。朝食は、すっかりアメリカに来てからハマって しまったベーグルとアップルパイ、チキンスープ。 この日は、レンジャーのガイドツアーでグリンネル・グレイシャーをトレッ キングすることにした。8時からツアーが始まるので、7時40分にキャンプ場を 出た。前日であったドイツ人の彼と一緒だった。 ツアーは、私とドイツ人の彼(レオナルドさん)を含め、8人程の参加者で スタートした。レンジャーは女性で、ツアーは、時折彼女の話しを聴きながら、 ちょうどよいペースで進んだ。トレイルで咲いているハックルベリーは、クマ も大好物であること、更に木についているキズを、これはベアーサインでクマ が自らのテリトリーの目印につけているなどの面白い話しをしてくれた。 2時間ほど歩いたあたりから、道がかなり険しくなり、崖の道になり、所々 雪がまだ残っていた。ゴールの氷河グリンネル・グレイシャーの手前のピクニ ック広場で昼食となった。サイトで出会った2人の日本人もこの日、グリンネ ル・グレイシャーを見に行くといっていたので、昼食の時に彼らに出会い、私 たちのツアーを追い抜いていった。 昼食後、2時にグリンネル・グレイシャーに着く。氷河は、高さ約200m、幅 約1kmという大きさで広がっていた。氷河が解けた透き通った水をたたえた、 小さな湖があったが、水を触ってみるとすごく冷たい。手が凍るくらいだ。ツ アーはここで終わりになるので、ここで20分ほど休憩をとった。ドイツ人の彼 は、まだ、氷河にいる様子だったので、私は来た道を一人で下った。帰りは大 体2時間で下り、先を行っていた日本人の2人と同じ時間にキャンプ場に着いた。 夕方からは、前日偶然であった4人で夕食を食べ、また旅の話しや自分たち の生活について話した。2人の日本人は、松本さんご夫婦で、カナダのジャス パーから自転車で南下して、メキシコまで行きたいと話していた。私の大学の サイクリング部(私はサイクリング部ではないが友人がサイクリング部だった) に知り合いがいるそうで、世界の狭さを知った。私がラスベガスに行くことを 話したら、松本さんの奥さんから、ラスベガスのホテルの情報をいただいた。 この日も話が盛り上がり、夜は更けた。 ●14日目 8/9、はれ、走行距離57.15mile Avalanche Creek Campground→Logan Pass・・・Hidden Like・・・ Logan Pass→Saint Mary→Many Glacier Campground ●15日目 8/10、はれ、自転車走行なし Many Glacier Campground・・・Grinnell Glacier・・・ Many Glacier Campground ⇒ここまでの走行距離654.4mile 8/9~8/10のルート地図はこちら(サイズ:446KB) http://www.j-tabikobo.com/tomoyuki/chizua6-large.jpg グレイシャー国立公園内の地図はこちら(サイズ:384KB) http://www.j-tabikobo.com/tomoyuki/chizua7-large.jpg <第33話へつづく・・・> ---------------------------------------------------------------------- 3.自分に出会う旅コラム ---------------------------------------------------------------------- 「旅にはなくてはならない地図のいろいろ」 旅をする時、特に自分の家からどう行くのかや旅先に何があるか調べる時に、 やはり地図は欠かせません。 地図は、古くから旅になくてはならない存在として、私たちの生活にも役に 立っているものです。地図は、紙の上に地形や地名さらにお店や観光地などを 示すアイコンが書かれているのが一般的です。地図を眺めているいるだけでも、 「ここに行きたいな」とか「昔ここに行ったな」など、旅のイメージが膨らみ ます。 さらに、IT化が進んだ現在では、パソコンや携帯電話で地図を見ることや、 GPS(衛星システム)を使ったカーナビなど、地図もさまざまなものが出てき ました。また、全世界の衛星写真が無料でダウンロードでき、パソコンで眺め ることができるものまで登場しています。(以下のサイトからダウンロードで きます。倍率や角度も変えられ、都市部であれば自分の家まで確認できます。) http://earth.google.com/download-earth.html 地図のかたちはいろいろありますが、旅をする前、旅先、更に旅を思い出す 道具として、地図を活用することは、とても面白く、新たな発見につながるこ ともあります。 お気に入りの地図探し、その地図で見つけた旅をしてみませんか? もちろん、地図の中の(イメージ世界の)旅もいいものですよ。 ※「自分に出会う旅コラム」のバックナンバーは、「自分と出会う旅工房」 ウェブサイトの連載コラムのコンテンツとして、公開しております。 http://www.j-tabikobo.com/column/index.html ---------------------------------------------------------------------- 4.旅にまつわる言葉 ---------------------------------------------------------------------- きっと、人はいつも、それぞれの光を捜し求める長い旅の途上なのだ。 (星野道夫「長い旅の途上」文春文庫) ---------------------------------------------------------------------- 5.編集後記 ---------------------------------------------------------------------- メルマガの発行がまたまた、久しぶりになってしまいました。 先日、千葉の幕張で行なわれた、モーターショーに行ってきましたが、車も 驚くぐらい進化しています(まあ、当たり前ですが・・・)。環境に優しいハ イブリットは、当たり前で、電気自動車や燃料自動車、さらに一人乗りや全自 動のような車まで出ていました。 自然環境のことを考えるとこういう車が出てくることで、これからの旅=自 然環境を身近に感じる旅、というスタイルが流行になると思います。 私はだから、こんな車で旅をする日は、そう遠くない気がしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン「風に吹かれてチャリの旅 ~旅は自分との出会い~」 編集者・発行者:秋山友志 発行者メールアドレス info@j-tabikobo.com 発行者個人ウェブサイト「Blowin' In The Wind ~風に吹かれて~」 http://www.j-tabikobo.com/tomoyuki/ *購読登録・変更はこちらでどうぞ。 http://www.mag2.com/m/0000122646.htm *バックナンバーはこちらからご覧になれます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000122646 *このメールマガジンは「まぐまぐ!」の協力で配送されています。 http://www.mag2.com (マガジンID:0000122646) *ウィークリーまぐまぐは以下のURLで購読解除できます。 http://www.mag2.com/wmag/ *このメールマガジンの内容は各人の責任においてご利用ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━