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「インタープリター」という職業

 「インタープリター」という職業をみなさんご存知でしょうか?
 「インタープリター」を一言で言うと難しいのですが、簡単に言うと(私の解釈では)、「自然のメッセージを伝える人」で「自然と人間の橋渡しをする人」です。
 もともと、この「インタープリター」とは、「通訳者」や「解説者」という英語なのですが、19世紀末、冒険者と共にアメリカの大自然を相手にしたネイチャーガイドが、この「インタープリター」という職業の誕生といわれています。(『インタープリテーション入門』(下記参照)より)
 その後、アメリカの国立公園が作られる中で、自然の専門職「インタープリター」が多く誕生しました。(国立公園内では、森林や生態系の管理などを含めた職業「レンジャー」と呼ばれることがあります。)
 日本でも、国立公園などは古くからありましたが、「レンジャー」と呼ばれる職業の人は、実はほんの一握りの人しかいません。そこで、活躍するのが、「インタープリター」なのです。(ここでの、「レンジャー」という職業の説明は省きますが、簡単に言うと環境省が認めた人が「レンジャー」といったところです。)
 ただ、「これは、~の木です。覚えてください。」とか「この地形は、~が原因で、この様になりました。」といっても、名前や事実を伝えているだけで、その事物の(科学・歴史・文化などの視点を含んだ)背景を伝えなければ、自然のメッセージを伝えたことにはなりません。その事物にどんなバックグラウンドがあり、それが私たちの暮らしにどの様に影響(関係)しているのか伝えてこそ、「インタープリター」なのです。だけど、その伝え方は、いろいろ。言葉、歌、絵、演劇、時には沈黙・・・。要は、自然の事物を通して、“奥底にあるメッセージ”を伝えることができればよいのです。

 さて、「インタープリター」という職業に一時期(実習生としてですが特に資格が必要でありませんで一応)、就いた私ですが、HNK教育テレビの「わたしの生きる道」という番組で、「インタープリター」のお友達(KEEP協会の竹越さん)が紹介されています。(再)放送は、9月10日(水) 15:30~15:50です。放送を逃した方は、番組ホームページ(こちら)をご覧下さい。

 もっと、「インタープリター」という職業をもっと知りたい人は・・・

   【本】
   インタープリテーション入門―自然解説技術ハンドブック
   『インタープリテーション入門―自然解説技術ハンドブック』
    (キャサリーン レニエ 他 著・日本環境教育フォーラム監訳、小学館)
   就職先は森の中―インタープリターという仕事
   『就職先は森の中―インタープリターという仕事』
    (川嶋 直 著、小学館)
   【リンク】
   インタープリテーション協会
   キープ フォレスターズ スクール

※この書き込みは、2003年9月5日にされたものを再アップしています。

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