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写真家の星野道夫さんのこと その2

 星野道夫さんの写真展が、先日、星野さんのふるさと千葉県の市川市で行われていたので見に行きました。今年の春に、横浜でも開かれていた写真展ですが、日程が合わず半年待ちました。
 星野さんのふるさとということもあり、スタッフの方々やお客さんが「星野さん、お帰りなさい!」とい雰囲気でなにか会場の暖かい気持ちを感じました。たまたま、会場には星野道夫さんの奥さんの直子さんがいらっしゃいましたが、残念ながらお話することはできませんでした。
 写真はどれも素晴らしく、アラスカの動物(ホッキョクグマやアザラシ、カリブーなど)とアラスカの風景(氷河や森、オーロラなど)が、アラスカという大自然に私を誘ってくる。私は、寒いところは嫌いだが、アラスカだけは別だ。死ぬ前に、宇宙よりも一度は行ってみたい場所だ。
 星野さんは、アラスカの自然と人の暮らしを撮り続け、写真という媒体で、自然からのメッセージを伝えた。このコーナーで、「インタープリター」という職業を紹介しましたが、星野さんはまさに、私が尊敬する「インタープリター」でもあります。
 星野さんの本の『旅をする木』にこんなお話があります。
 満天の星空の下、オーロラが出るのを待っていた星野さんとその友人との会話で、友人がある人から「こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろう。もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって?」と質問されたそうだが、それに対して星野さんは、「写真や絵がうまかったらキャンパスに描いてみるが、やはり言葉で伝える」と答えた。しかし、友人は「その人はこう言うんだ。自分が変わってゆくことだって・・・その夕陽を見て、感動して自分が変わってゆくことだと思うって」と続け、星野さんに話している。
 私も自然の持つメッセージを言葉や写真で伝えてきたが、心から感動して、「自分が変わること」が、いまいちわからなっかたが、星野さんの写真や言葉に出会い、少し私は変わった気がする。そう、何かに感動する自分を感じ、変わっていく自分をありのまま受け入れたい。

   【リンク】
   星野道夫公式サイト
   星野道夫さん関連リンク (「Colors of Nature」より)

※この書き込みは、2003年12月23日にされたものを再アップしています。 

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