小笠原への旅記録('06春編、3日目)
今日は、ダイビングをする日で、ダイビングのお店の説明で8時に車でピックアップしてくれるので、7時前に起き、7時前のNHKテレビの天気予報をチェックした。小笠原の波は、3mの黄色マーク、風は西より矢や強い風。状況はあまり昨日と変わらないようだった。ただ言えるのは、あまりダイビング日和ではないことは確か・・・。
海が悪くても潜ります
水着やカッパの用意をして、8時にパパヤの前で待ち、ピックアップしてもらった。今回、ダイビングでお世話になったのが、「URASHIMAN」さん。スタッフの方も若い方で、しっかり説明をしていただきました。私以外のお客さんは、全て女性。お客は私も入れて7人。スタッフ2人。パパヤの船より人口密度は低いので自由に船を歩き回れます。
二見湾を出た直後、やっぱりと言うか、うねりで船が上下に何度か叩かれる。どうにかうねりがなく、潮の流れが激しくない、東島近くのポイントに着く。体を慣らすため、シュノーケリングで軽く海に入っただけで、異常に寒い。水温が昨日異常に寒く感じ、陽がささないと凍えてしまうほどだった。
ナマコとヒトデ
ユウゼン
今回潜ったのは、午前中の1本のみ。あまりの寒さで死にそうでした。にごりも昨日よりは良かったものの、視界はあまり良くなかった。でも、友禅染の色をした魚「ユウゼン」を発見し、しばらく15mぐらい海底を探索しました。正直、魚が少なかったのが残念です。
お弁当を食べた後、午後はみんなでデッキで日向ぼっこ。濡れたウエットスーツを温めて、カッパを着ても異常に寒かった。小笠原の一番寒い時期に来たのが悪いのか、ただ異常気象なのか分からないが、小笠原に来て、こういう寒い思いをしたのは初めてでした。
私以外のお客さんもかなり寒いようで、午後は1本も潜らず、クジラを探しました。パパヤの船で昨日、クジラを見ているので、今日もクジラに出会う確立は高かったのですが、その時は、突然やってきました。東島から兄島に向かう途中で、お客さんが「キャー」と言ったので、海を見てみると、ほんの50m~100m先ぐらいで、ザトウクジラがブリーチングをしていた。迂闊にも、銀塩一眼とデジタルのカメラ共、構えていなかったので、シャッターチャンスを逃してしまった。クジラの大きさはあまり大きくはありませんでしたが、体の半分近くは水面から出ていたようです。
その後、そのクジラの近くに船を漂わせて、ザトウクジラのブロウや尾びれを見せる姿を1時間近く間近で観察しました。パパヤの船ではなく、ダイビング船でまさかブリーチングを見るとは思いませんでした。3時過ぎに船は二見湾に戻り、すぐ宿でシャワーを浴びた。シャワーを浴び、お風呂に浸かっても、寒さは取れずにいたので、どうやらこの時点で風邪をひいいてしまったようです。
夕方からは、昨日夕食を食べたメンバーに加え、3人加わり、「南国酒場こも」に食べに行く。ここも正月に来たお店で、島唐辛子を使った南国カレーのうまさが忘れられず、半ば強引にみんなで食べる。ここのカレー、出で来るのがやや遅いので、このあとパパヤのナイトツアーに参加する人にとっては、かなり過酷な料理となってしましました。カレーは激辛。でも病み付きになるおいしさです。
「南国酒場こも」
島唐辛子たっぷりの南国カレー(S)
お店から帰ってきた後も、もちろん宿のお部屋で2次会。男性部屋・女性部屋の何人かも加わり、サッカーの日本戦を見ながら、盛り上がりました。