何で大和ハウスなんだ!~郡上八幡~
「何で大和ハウスなんだ!」でおなじみの大和ハウスグループのテレビCMに、私の第二のふるさとと言うべきまちの郡上八幡が、取り上げられている。
郡上八幡に住んでいたのは、もう5年前になります(仕事の関係で7ヶ月間でしたが、仕事でまちのガイドもしていました・・・)。そもそも、郡上八幡の存在を知らない方が多いと思いますが、岐阜県を代表する城下町で、「美濃の小京都」や「水のまち」とも呼ばれる古い町並みを持つまちです。お盆に徹夜で踊り明かす「郡上踊り」や食品サンプル、十何メートルもある橋から子どもが飛び込む風景、さらに映画「サトラレ」の舞台でも有名です。郡上八幡は、「ぐじょうはちまん」と読み、「ぐんじょうやわた」ではありません。また、郡上市八幡町(ちょっと前までは郡上郡八幡町)が正式な地名です。
と、郡上八幡を語ればきりがありませんが、テレビCMでは、郡上八幡のまちのいたるところにある「水舟(みずぶね)」が紹介されています。
水舟は、古くから郡上八幡のまちの人が、井戸の水や川の水を上手に使い、さらに環境を少しでも汚さない工夫として水舟を使っています。
水舟のまず最初の槽で、飲み水もしくは野菜などを洗い、次の槽では、食器を洗うなどに使います。これで、そのまま、川に流すのではなく、一旦、まちを流れる用水に流し、用水にいる鯉などに食器を洗った時に出るお米などを食べてもらい、やっと川に流すというシステムです。
また、まちを流れる用水もせぎ板という仕切り板を使うことで、家の前の打ち水に使ったり、野菜を冷やしたりとすることができるようになっています。
郡上八幡は、とても魅力あるまちです。飛騨高山や白川郷と比べると存在感が薄いのですが、情緒ある小京都です。みなさんも、よかったら郡上八幡を訪れてみてください。その時は、案内ガイドは、ぜひ私にどうぞ!同行いたします!
※余談
大和ハウスグループのロゴは、世界的に有名なイギリスのブランドコンサルティング会社「インターブランド」社によるもの。大和ハウスさん、お金かけてCI(コーポレート・アイデンティティ)を作っています。やっぱり、積水ハウスに追いつけ追い越せの戦略でしょうね。
▽関連リンク
こちら↓で大和ハウスのCMが見ることができます
http://www.daiwahouse.co.jp/ad/index.html