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2006/08/21 (Mon)

小笠原旅日記(1日目、8/21)

 気が付けば、1月、3月に続き、今年で3回目となった小笠原への旅となりました。すっかり、小笠原フリークの仲間入り!

 離島や小さな島好きの私ですが、小笠原が沖縄や奄美の離島と大きく違う点は、25時間半の船旅で6日間間隔の旅(通常、島では最低3泊します)と言うことです。地球の裏側に行くのと同じだけの時間をかけなければ行けないところが、実は日本にあるのです。小笠原は、社会人にとってなかなか行けないところでもあるので、行くだけで希少価値が高い島かも知れません。



おがさわら丸と飛行機(羽田沖)

 今回も母島に行けないスケジュールを組んでしまいましたが、竹芝への道のりにも慣れて、9時過ぎに乗船手続きをして、9時45分ごろ乗船。



お盆過ぎでも結構お客さんは多い

 乗船後は、いつもながら2等の最下層のEデッキの席を確保し、そそくさと外の眺めを見に行く。見送りの人も多く、「行ってらっしゃ~い!」の声と共に、定刻の10時に出港した。

 今回、高い学費を回収しようと社会人大学院生の特権・学割を大いに活用し、往復で1万円近くの船代を安くすることに成功しましたが、それでも往復4万円は決して安くないです。

 宿は、今回も「パパヤ」さん。ただ今回は、大学院の調査研究も兼ねて、2航海・12日間の旅となりました。ある意味、社会人で2航海の旅をするには、休みの調整が大変なのですが、訳あって私の場合は、夏休みが高校生とほぼ同じなので夏休みは本当にどこか行きたくなります。

 出港後は、いつものように昼からビールを飲みながら音楽を聴きながら読書タイム。今回は、調査研究のこともあり、エコツーリズムや小笠原の本を読んでいました。途中、高校野球の決勝が気になり、テレビ鑑賞。

 昼食や夕食は、自宅から持ってきたパンやおにぎりで済まし、日が暮れ始めたら外を眺め、サンセットを鑑賞。残念ながら、今回は海に沈む夕日は見られませんでしたが、太平洋をすべるように進む船から見る夕日はいつ見てもいいものです。忙しい毎日がうそのように贅沢な時間が流れ、のんびりしました。



夕暮れ時、紅く染まる雲と八丈島

 そうこうして、10時の消灯前に毛布に包まり、寝ていました。

▽関連リンク
「小笠原海運(おがさわら丸)」
http://www.ogasawarakaiun.co.jp/
「トロピカルインパパヤ」
http://www.interq.or.jp/blue/papaya/

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