ノーベル平和賞「貧者の銀行」
夜のNHKのニュース見ていたら、今度のノーベル平和賞をとった方が作った銀行(グラミン銀行:ニュースでは「貧者の銀行」)が、紹介されていた。
この銀行は、バングラデシュの裕福な家に生まれた、ムハマド・ユヌスさんが、国の農村の女性たちが働いても働いても豊かにならない姿を見て、考えた銀行だそうで、これがビジネスとして成功しているから驚きです。
銀行の仕組みは、農村の商売などやる気のある女性を中心に無担保で貸し出し(利子は決してないわけではなく20%ぐらいだとか)、週一回は、返済計画の会合に参加しなければいけないなど案外資金回収できる仕組みとしては、しっかりしているようです。
平和を世界に広めるには、世界各地の貧困をなくすこと。これが一番ですね。日本でも、明日の食べるものを心配するほどの貧困はないもの、格差社会が確実に広がっているのは、ある意味、貧困社会の兆候かもしれません。
▽関連リンク
「グラミン銀行」公式サイト(英語)
http://www.grameen-info.org/