プレゼンがひと段落!
昨日で、ようやく大学院のプレゼン課題がひと段落しました。前の書き込みでも書いたように、2つがチームでの発表、1つが個人の発表でした。
ようやく、後期最初の山は越えた感じです。でもまだ、レポートがいくつか溜まっています・・・。
以下、プレゼンした課題です。
●マーケティング・エッセンシャルズ
「ファッションセンターしまむら」でお馴染みの「しまむら」の成功要因と今後の経営戦略について、5人チームで発表。
「しまむら」って、地味なんですが、超優良企業なんですね。「ユニクロ」よりも場合によっては、シェアが高く、地方の住宅地の主婦をターゲットに、5,000世帯の小さな商圏で、ドミナント展開で成功し、「しまむら」だけでも全国で1,000店あります。また、自社で生産はせず、小売に徹し、在庫などあまり持たない、ローコストオペレーション、店舗でのパート従業員が多いことなど成功要因はたくさんありました。
なお、子ども服、台湾進出など新業態も展開していますが、格安路線のため、客単価の低下が問題となっているようです。
そこで、我がチームは、ターゲットと商圏がほぼ一致し、購買頻度を上げる意味で、スーパーと提携し、共同店舗で展開することや一部商品のSPA化(自社企画・製造・販売)などを提案しました。
●パブリック・リレーションズ(PR)
「ココロも満タンに」でお馴染みの「コスモ石油」のPR戦略の評価を5人チームで発表しました。
こちらの方は、ある企業を取り上げろという課題だったので、小笠原のTVCMをやっていることもあり、私がコスモ石油をやってみようということで、取り上げることに。
調べてみると、コスモ石油は、20年ぐらい前にいくつかの石油元売会社が合併してできた企業で、現取締役会長の岡部氏の影響や石油が環境を汚しているイメージを払拭するためなどから、徹底して「環境」を意識した、PR活動を展開しています。
NPOやラジオ局とのタイアップで色々な活動を展開し、IR(投資家との関係)も、上出来のようです。
ただ、今年あった、千葉の製油所での事故を行政に報告していないことなど、大企業特有の隠蔽体質も分かり、良い面も悪い面も発表しました。
●スタートアップ・ストラテジー
新規事業のビジネス・プランを1人5分で発表するということで、自分が展開している「自分と出会う旅工房」の事業プランを発表。
5分は、短かったので、発表の最初で、まとめを発表しました。
事業のねらいや売り、IRR(内部収益率)やNPV(正味現在価値)をシミュレーションで出し、事業の投資の評価もしました。
「自分と出会う旅工房」の事業は、なかなか儲からないのが実業です。
5年後のIRRが2%(つまり簡単に言うと、100万円を最初に投資をしたら5年間で102万円が手にできるというもの)ですので、場合によっては、利率の高い定期預金に預けた方が良いかもしれません。
今後どう収益性を上げるか、まだまだ考える余地はありそうです。
▽関連リンク
「しまむら」
http://www.shimamura.gr.jp/
「コスモ石油」
http://www.cosmo-oil.co.jp/
「自分と出会う旅工房」
http://www.j-tabikobo.com/