コラム
その6 「旅もPDCAのサイクル」
みなさんは、「PDCA」という言葉を聞いたことがありますか?
教育の現場や体験活動の場で、よく「PDCA」という言葉が出てきます。
この「PDCA」は、それぞれ「Plan:計画」→「Do:実行」→「C
heck:評価」→「Action:再試行」の頭文字で、この一巡のサイク
ルを表しています。
つまり、旅も計画をして、実際に旅してみて、旅の写真や日記などで旅を振
り返り、再び旅の計画を立てるという「PDCA」のサイクルなのです。旅で、
大事なのが、「Do」と「Check」の部分です。
「Do」は、旅先でのことを表すと思いますが、この「Do」の中にも「P
DCA」という小さなサイクルがたくさん含まれています。旅先で計画とは違
った事態になった時、急きょその場でルートや宿を決め、実際にそれで行動し
てみる。「このルートは失敗したな」とか「民宿はやっぱりよかったな」とい
う実際にとった行動の評価をし、次にルートや宿選びの参考にする。みなさん
も、気づかないうちに旅先でもいくつもの「PDCA」を実は、体験していま
す。
また、「Check」の部分は、どこに当たるかといいますと、旅先から帰
ってきて後日、旅先の写真を眺め、「いい人に出会ったな」とか「素晴らしい
風景を見られてよかったな」と思うことでも十分に「Check」の意味があ
ります。また、ちょっと時間があるときは、今度同じような旅をするときには、
「こういうことをしよう」とか「これだけは止めておこう」という旅の振り返
りと共に次の旅への心がけを出しておくと、次の旅の計画がさらに、楽しいも
のになることでしょう。
みなさんも、旅の「PDCA」のサイクルを少し意識して、計画を立てたり、
いままでの旅を振り返ってみませんか?
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